僕は1971年(昭和46年)生まれの49歳。いわゆる団塊ジュニア世代です。
親は二人とも健在でまだまだ元気ですが70代後半になり、そろそろ介護とか、縁起が悪くて今まで考えるのを避けてきた葬儀の事とか考えなくてはいけない時期に来ているのではと思っています。
それに加えて自分は実家から遠く離れて独身の独り暮らしです。近くに頼れる友人や親戚もおらず、怪我や病気になったらどうしようとか、自分自身の老後の資金、孤独死など、不安の種は数多くあります。
そんな不安を少しでも解消していきたいと思い立ち、この本を読みました。
怪我や病気で仕事が出来なくなったら
親の介護の手続きや費用
お葬式の費用や形式、葬儀社の選び方
お墓はいくらかかるのか
実家の空き家問題
老後の病気や保険
これら不安に思っていたことを著者で漫画家のあべかよこさんがマンガと簡潔な文章で解説してくれています。
それぞれの問題についての解説や費用、手続き、国の制度など、知りたかったことがみんな載っていました🎵
まずはこれらの事について手続きや順序、費用について知ることが出来ただけでも不安が少し小さくなりました。
不安を抱えるだけではなくてその問題を見える化し、問題に向き合って調べ、知識を増やすこと。これが不安の解消に繋がっていくと感じました。
あとは人によって状況や事情が異なると思うので自分の場合はどの様に対処するかについて考えておくこと、両親や兄弟といった家族とも話し合うことも必要だと感じました。
それに加えてやはりお金さえあれば大抵の問題はクリアできる事なのでもっとお金について勉強し、貯金だけではなく資産運用についても学んでいかなくてはと思いました。
そして何より健康でいること。これがなくては何も出来ないので、自分自身の健康について体調管理などしっかり気を配っていきたいと思います。
ちなみに自分には関係ないので読み飛ばしましたが、この本では住宅ローンや子供の教育費についても解説してあります。
我々団塊ジュニア世代はバブル崩壊後の就職難の頃に大学卒業を迎えて就職が決まらずに非正規雇用になったり、正社員になっても僕のように給料が上がらず収入が増えず、結婚できない人も多いと聞きます。
ひどい場合には世の中に絶望し長年引きこもりとなっている人も何万人単位でいるとか。
そんな団塊ジュニア世代が抱える不安や問題についていろいろ勉強してこれからもアウトプットしていきたいと思います。