団塊ジュニアおひとり様のひとり言

50代未婚。田舎の実家に高齢の両親を残し、都会で独り暮らししながら運送会社に勤務。年収300万円未満。近い将来親の介護で離職してたちまち貧困に陥るのではないか、あるいはもっと先には誰にも看取られず寂しい孤独死が待っているのではないかと常に不安を抱いている団塊ジュニア世代。

愛知県岩倉市五条川の千本桜

昭和46年(1971)生まれ団塊ジュニア世代おひとり様。

 

今日も愛知県の片隅で細々と生きてます。

 

僕が住む愛知県もようやく桜が満開になりました。

昨年2023年は3月17日と統計開始以来も最も早い開花だったそうですが、今年は昨年より11日遅い3月28日でした。

 

そのぶん、満開を迎える日も遅れました。

 

僕は手取り月収24万円の低収入の一人暮らしなので、あまり贅沢な遊びはできません。

 

しかし、低収入でも、恋人や奥さんがいなくても、心だけでも豊かな人生を送りたい。

 

そう考えた時に、お金もかからず一人でもできる趣味として季節の花を愛でるというのは大変いい趣味だと思います。

 

僕はブラック企業で心身をやられる前は森林保護のボランティアをしていたので植物に関心があり、森の動植物に関する知識が多少あります。

 

なので、今年はコロナも明けたことだし季節の花々を巡って愛知県内を巡ってみたいと思います。

本当は桜前線を追って日本中の桜の名所を巡るなんてことをやってみたいけれど、安月給ではそんなことは不可能ですが、愛知県内にも美しい桜の名所がたくさんあります。

 

その一つが愛知県岩倉市五条川の千本桜。

僕が住むアパートから原付バイクで10分ほどの距離にあり、五条川沿い約7.6キロにわたって1300本のソメイヨシノがこの時期に咲き誇っています。

日本の桜の名所100選にも選ばれていて、毎年この時期には多くの花見客でにぎわいます。

ここ数年はコロナ禍もあって人もまばらで出店もなかったのですが、今年はすれ違うのも苦労するほど土手沿いの道は人でごった返していました。



外国人観光客も多いようで、浅黒い肌をしたアジア系の人や、見た目は日本人と区別がつかないけど中国語らしい言葉を大声で発している人たちが大勢いました。

 

土手沿いに咲き誇る千本桜の花々がそこはかとなくいい香りを漂わせています。

また、はらはらと散った桜の花びらが川面を流れる光景も儚くて、侘び寂を感じます。

低収入、おひとり様でも心豊かに過ごせたいい1日でした。