団塊ジュニアおひとり様のひとり言

50代未婚。田舎の実家に高齢の両親を残し、都会で独り暮らししながら運送会社に勤務。年収300万円未満。近い将来親の介護で離職してたちまち貧困に陥るのではないか、あるいはもっと先には誰にも看取られず寂しい孤独死が待っているのではないかと常に不安を抱いている団塊ジュニア世代。

コンビニエンスストアの春の行事 中華まん終了と什器の回収

昭和46年(1971)生まれ、団塊ジュニア世代、お一人様。

 

今日も愛知県の片隅で細々と生きています。

 

僕は10年以上大手コンビニの店舗に商品を搬入する仕事をしています。

 

昨日はこの業界で1年に一度の大掛かりなイベントがある日でした。

 

皆さんはコンビニでホカホカの中華まん(別にあんまんでもピザまんでもなんでもいいのですが)を買ったことはありますか?

 

レジの横に置いてあるあの中華まんをホカホカの状態に保っているガラスケースは、この時期に洗浄とメンテナンスを兼ねて僕らのような出入り業者がいったん一斉に回収するのです。

 

重量が20キロ近くあって重いのと、せっかくお店に納品する商品をトラックから下したのに、回収した中華まん什器をまたトラックに積まなければいけないので、お店を回れば回るほどトラックから下す商品と回収して積んだ什器が荷台の中でごっちゃになって大変です。

 

回収したからと言って特別手当がつくわけでもなく、ただ単に手間がかかって疲れるだけなので、この日は少々億劫なのです。

 

普段からお店の店員さんと良好な関係を築けていれば前もって回収しやすいように準備してくれていたり、手伝ってくれる場合もあります。

 

しかし病欠などで欠員が出たコースを回る要員にされているベテラン社員の僕は店員さんとの良好な関係を築く間もなく、次々と回る店が変わるのでそんな余裕もありません。

 

ほぼ初体面でどんな性格かもわからない店員さん相手に中華まん什器の保管場所を聞いたりサインやハンコをいくつも要求するのは気が重くて億劫で、昨日はストレスがたまりました。

 

僕の勤めている会社のセンターにはこの日各店舗から回収されてきた中華まん什器が500台以上集められ、大型トラック数台に積まれてメンテナンス業者のところに運ばれていきます。

 

そして洗浄やメンテナンスが行われたのち、メンテナンス業者から再び僕が勤めている会社の物流センターに送られてきて、8月のまだ残暑が厳しい時期にお店に搬入されて再び中華まんが食べられるようになるのです。

 

それまでの4か月ほどの間だけ一部の店舗を除いてホカホカの中華まんがコンビニで食べられなくなります。

 

以上、コンビニ業界と、トラック運送業界のちょっとしたイベント裏話でした。