団塊ジュニアおひとり様のひとり言

50代未婚。田舎の実家に高齢の両親を残し、都会で独り暮らししながら運送会社に勤務。年収300万円未満。近い将来親の介護で離職してたちまち貧困に陥るのではないか、あるいはもっと先には誰にも看取られず寂しい孤独死が待っているのではないかと常に不安を抱いている団塊ジュニア世代。

4月17日は恐竜の日 僕が子供のころとは随分イメチェンしたティラノサウルス

昭和46年(1971)生まれ、団塊ジュニア世代、お一人様。

 

今日も愛知県の片隅で細々と生きています。

 

僕はトラックドライバーを生業としているのですが、最近のトラックは優れもので、センサーの塊です。

 

運転中に少し車線をはみ出しただけで警告音がなりますし、ちょっと頭や耳を掻いたりしても、警告音と共に集中力が下がっています、という表示が出ます。

 

県境を越えると何々県に入りました、という音声が流れますし、渋滞や踏切、一旦停止も音声で知らせてくれます。

 

そんなトラック君が(女性の音声なのでトラックさん?)が出勤してきてエンジンをかけた時にまず最初に教えてくれるのが、今日が何の日か、ということです。

 

別にどうでもいいことなのですが、毎日聞いていると「へぇ~」とか「なんで?」と思う時もあります。

 

ちなみに今日4月17日は「恐竜の日」です。とトラックさんが教えてくれました。

 

調べてみると1923年4月17日、アメリカの古生物学者ロイ・チャップマン・アンドリューズが北京からゴビ砂漠へ向けて探索に出発。そして、ゴビ砂漠で25個もの「恐竜の卵の化石」を発見し、世界に衝撃を与えました。

 

それを記念し、旅に出発した4月17日が「恐竜の日」として制定されたそうです。

 

化石を発見した日ではないのは、発見した日付が定かではないためだということです。

 

恐竜と言えば僕は福井県生まれ、石川県育ちなのですが、手取層群というジュラ紀から白亜紀にかけての地層があり、両県とも多くの恐竜の化石が発見されていることで有名です。

 

福井県越前大野というところには恐竜博物館があり、多くの人が訪れています。

 

僕も地元にいたころには何度も行きました。


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3月16日に北陸新幹線金沢駅から福井県敦賀駅まで延伸されましたが、福井駅には恐竜の動くオブジェがたくさんあるそうです。


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それにしても、恐竜のイメージも僕が小さかったころとはずいぶん変わりました。

 

僕がまだ幼かったころ恐竜が好きで、図鑑を買ってもらってよく眺めていました。

 

あの当時40年以上前の恐竜、特にティラノサウルスのイメージと言えばゴジラウルトラマンに登場する怪獣のように背筋を伸ばして直立二足歩行、尻尾を引きずりながらドスンドスンとゆっくり歩く、といった感じでした。

 

体の色もグレーとか、茶色といった地味な色でした。

 

それが今では、胴体を前かがみにして尻尾も地面と水平に上げて俊敏に走る姿に変貌しました。

 

体も羽毛が生えていたり、熱帯の鳥のように派手な色がついた姿に描かれた想像図まであります。

 


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なぜ絶滅したのかについても、僕が小さいころには地球の気候が寒冷化したからという説が有力でしたが、今では隕石の衝突が直接的な原因だということがほぼ定説になっています。

 

科学技術の発展や新しい化石の発見によって昔とは随分イメージが変わった恐竜の世界。

 

今日が恐竜の日だと知っていろいろ考えているうちに、久しぶりに自然史博物館や科学博物館にも行ってみたくなりました。