団塊ジュニアおひとり様のひとり言

50代未婚。田舎の実家に高齢の両親を残し、都会で独り暮らししながら運送会社に勤務。年収300万円未満。近い将来親の介護で離職してたちまち貧困に陥るのではないか、あるいはもっと先には誰にも看取られず寂しい孤独死が待っているのではないかと常に不安を抱いている団塊ジュニア世代。

団塊ジュニアの僕は40歳の時に結婚を諦めた

昭和46年(1971)生まれ、団塊ジュニア世代、お一人様。

 

今日も愛知県の片隅で細々と生きています。

 

もう一月以上前の事ですが、3月1日に大リーグ・ドジャース大谷翔平選手が結婚を発表したことが大きなニュースになりました。

 

有名人の結婚の話題などほとんど報道しないNHKのニュースにも取り上げられたくらいだからよっぽどです。

 

大谷選手はドジャースと契約し、10年で550万ドル、日本円に換算すると現在のレートで1015億円になるという大金を手にするんだとか。

 

年収にすると100億円超え!

 

その他にスポンサー契約の副収入が約50億円あるそうです。

 

自分の収入300万円と比較すると3333.333…倍以上と、天文学的レベルの差です。

 

これはもう悲しくなるよりおかしくて笑ってしまいますね。

 

有名人の結婚報道があるたびに僕は何とも言えない気持ちになります。

 

苦しみ、悲しみ、後悔、虚しさなど、負の感情がいろいろごちゃ混ぜになった、本当に何とも言えない気持ちなんです。

 

特に、晩婚化が進んだ現代では40代、50代の男性有名人が20代、30代の年の離れた女性と初婚で結婚という報道も多い。

 

40代前半くらいまでは自分もひょっとしたら・・なんて淡い期待をしてたこともあったけれど、実現不可能な幻想にすぎなかったと今は思います。

 

大谷翔平選手のように年収100億円超えとまではいかなくても、40代50代になっても結婚できるような人はみな、かなりのお金を稼いでいる人ばかりだと思います。

 

僕のように50歳を過ぎても年収300万円未満なんて人間のところに嫁いでくれる女性などいるはずもなく、いるとしたらそれは新しい刑罰であると思います。

 

しかし、こんな僕でも30歳まで5年くらい付き合った同い年の女性がいました。

 

結婚を意識してお互いに貯金をして資金を作っていたこともあったのです。

 

しかし、当時ブラック企業で達成困難なノルマを課せられ、ダメ社員として日々上司から罵声を浴びせられていた僕は身も心もすり減らし、一日が早く終わらないか、次の休日が早く来ないかと指折り数えるばかりで、とても将来の展望を考える余裕なんてありませんでした。

 

そうしてずるずる結婚を先延ばししているうちに結局はいろんな事情が重なって別れてしまいました。

 

その後ブラック企業は退職し、いくつかの会社を転々としましたが、パワハラする同僚や上司のいる会社ばかりにあたって働くことが怖くなり、実家に戻ってぶらぶらしていた時期もありました。

 

こうやって自信を無くし、親をはじめとした周囲の無理解から引きこもりとなってしまった同世代の人たちが60万人近くいて8050問題という大きな社会問題になっています。

 

また、うつ病を発症するなど精神を病んでしまい自ら命を絶ってしまう人たちもたくさんいました。

 

僕の小学校の同級生や、女友達の旦那さんなど、僕の周囲にもそういう悲劇が起こりました。

 

失われた30年は団塊ジュニア世代にはとてもつらく厳しい時代だでした。

 

僕は引きこもりになる一歩手前で何とか踏みとどまることができましたが、それでも、ノルマを達成できれば高い収入が望めるような会社はもうこりごりだったので、収入は低いがゆったり働ける今の会社に就職した。

 

しかしその頃には僕は40歳になっていて、20代で結婚した同級生たちはもう小学生や中学生の子供がいました。

 

この収入で今から結婚して子供をもうけて大学までやると考えると、自分は還暦を過ぎてしまいます。

 

それに、たとえ共働きだとしても今の生活レベルを維持することは不可能だと思いました。

 

もしかしたら将来、年老いた親の介護もすることになるかもしれない。

 

親世代まで当たり前だった普通の幸せな中流家庭を築くという自分の人生のイメージがガラガラと音を立てて崩れ去りました。

 

こうして僕の人生から「結婚」の二文字は削除されました。

 

事情はそれぞれ違うでしょうが、僕と同じように50歳を過ぎても結婚していない同世代独身者は何人もいます。

 

僕の周りの小学生や中学生のころからの同級生にも何人かいます。

 

みんな20代までは彼女がいましたが40代までには別れてしまい、10年以上彼女がいないというやつばかりです。

 

やはり貧乏でも異性と付き合えるのは若いうちだけなのです。

 

40代50代で貧乏な男のところに嫁に来てくれるような奇特な女性はいません。

 

「赤信号、みんなで渡れば怖くない」ではないですが、団塊ジュニア世代をはじめとする就職氷河期世代の中には経済的な理由から僕のように結婚をあきらめている人は意外と多いはず。

 

団塊ジュニアの未婚率はどれくらいなのか生成AIに質問してみたら次のような答えが返ってきました。

 

団塊ジュニア世代の未婚率は男性が35.6%、女性が23.1%です。この数値は団ジュニア世代の親世代と比較すると、男性の未婚率は14倍に増え、女性の未婚率は4倍に増えました。

 

なぜ、彼らは結婚を望むのに、前の世代までは当たり前だった結婚ができないのだろうか。最大の理由は「結婚資金」にあるようです。団塊ジュニア世代は最初から給料が低いとされています。バブル世代が35歳まで急角度で賃金が上がったのに対し、団塊ジュニア世代は最初のペースこそバブル世代を上回ったものの、その後の賃金の伸びが圧倒的に少なく、バブル世代以上に頭打ちが早いとの指摘もあります。

 

この未婚問題は、そのまま日本社会の少子化につながる重要な課題ですね。

 

この35.6%という数字が生涯未婚率なのかバツイチやそれ以上の結婚経験者が含まれるものなのかはっきりしませんが、僕たち団塊ジュニア世代男性の10人中3人以上が独身者ということになります。

 

団塊ジュニア世代の人口は約980万人なので、半分の490万人が男性とすると約174万人が独身ということになります。

 

さらに就職氷河期世代の男性未婚率は正社員で24.7%、派遣・契約社員で60.6%、パート・アルバイトでは79.4%もあるということです。

 

やはりこの国は今、独身の中年男性で溢れているのです。

 

将来自分を含めて、貧困孤独死する男性が急増しないことを願うばかりです。