昭和46年(1971)生まれ、団塊ジュニア世代、おひとり様。
今日も愛知県の片隅で細々と生きています。
ネットニュースを見ていたら、自分にとっては他人ごとではない深刻な記事を見つけました。
厚生労働省は「日本の世帯数の将来推計」で2033年には1世帯当たりの人数が1.99人になり、初めて2人を割り込むとする推計を公表しました。
2020年には2.21人だったものがどんどん減り続けて、2033年には1.99人、そして2047年には1.92人まで落ち込んで、その後は横ばいで推移するということです。
世帯数は単独世帯が増えるから2030年に5773万世帯まで増え、その後は人口減少の影響で減少に転じていき、2050年には5261万世帯まで減少するそうです。
家族構成も「夫婦と子供」や「夫婦のみ」といった複数の世帯から「単独世帯」の増加が顕著になり、2050年には44.3%が単身世帯になる予測されているそうです。
ここからが僕にとって一番目を引いたのですが、単身一人暮らしは僕一人だけではなく、こんなに増えるんだ、と、ちょっと安心したというか…。
赤信号、みんなで渡れば怖くない、じゃないけれど。
65歳以上の単独世帯に占める未婚者の割合は男性が33.7%から59.7%、女性は11.9%から30.2%ととなり、近親者のいない高齢単独世帯が急増する。
2050年と言えば僕は79歳なので、まさにドンピシャでこの59.7%に入るのだなぁ~。
最後に、このデータを発表した厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所はこんなコメントを発表したそうです。
「身寄りがなく、生活の支援を受けづらい高齢者が増えていく。医療・介護の問題だけでなく、金銭管理や意思表示などの日常生活の細かなサポートが必要な人を支える仕組みを早急に考えていく必要がある」
逆に言えば、今のうちに信頼できる仲間をたくさん作って、なるべく資産を増やして、痴呆症や寝たきりの生活にならないように健康管理に気を付けたり、生活習慣を改善すればいいということでしょう。
老人になって独り暮らしはもうほぼ確定的なので、そんな状態になってもなるべく周りに迷惑をかけずに豊かで楽しい人生をおくれているように、今から何ができるのか、どんな準備をすればいいのか考えていきたいと思います。